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補聴器の用語の基礎知識

「補聴器に興味はあるけど、どの補聴器が良いかイマイチわからない。」そういった方向けに補聴器の性能を大きく左右する機能についての用語を簡単にまとめました。お客様の希望・予算に合った補聴器を探すのにお役立て下さい。

ここで分からなくても、店頭ではパネルやモニターを用いながら初めての方でもわかりやすく説明しますのでご安心下さい。

チャンネル数・バンド数

低音から高音まで聞こえの帯域を複数に分割、区切って再現します。チャンネル・バンドの数が大きいほど帯域を細かに分割でき、歪の少ない自然な聞こえに調整できます。

雑音抑制

補聴器が会話などではなく、雑音と認識した音の成分を抑制する機能。高価なものほど「言葉と雑音の区別」、「雑音を抑制する度合い(dB)」が良くなります。

ことば補正

補聴器に内臓されたコンピュータにより言葉が理解しやすくなるように補正を行います。

指向性

背後の雑音を抑制し、自分が向いている方向の音を聞きやすくする機能。近年ではコンピューターが自動的に言葉の音源を判別し、その方向の音を聞きやすくするような機能も出ています。

ハウリング抑制

補聴器が出力した音を再び拾い、またその音を大きくして出力するハウリングを抑制します。

データロギング

装用者がどのように補聴器を使っていたかを覚えさせる機能。次回の調整時にこの機能があると役立ちます。高性能機種には補聴器が自分で学習し装用者の使用環境に適応させるような機能もあります

プログラム数

補聴器に搭載できるプログラム(設定)の数。プログラムの数だけ「1対1の会話用」「大人数での会話用」などといったように状況に合わせたプログラムを入れておくことができます。

リモコン

一部の機種にはリモコンによって補聴器の音量やプログラムを切り替えることができるものがあります。補聴器の扱い、操作に不安のある方に便利です。一般的に、リモコンは別売りです。

テレビ通信

メーカーによって呼び方は様々ですが、テレビの音を補聴器に直接入れることができる機種もあります。直接音を飛ばすので鮮明にテレビの音が聞こえます。「近くにいる人と会話をしながら、離れたテレビの音」と音源が遠く離れた難しい状況に解決にも役立ちます。一般に、テレビから補聴器へ音を飛ばす別売りの機械が必要です。

 


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